忘れられないボランティア訪問・8月の取材雑記と記事ランキング

▼平商業高の生徒が、いわきの伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」をご利用者様にご披露してくださった日のこと。いわき市民にとって親しみ深い「ソウルフード」ならぬその「ソウルダンス」に、ご利用者様は笑顔と手拍子で応え、涙を浮かべていました。その後、高校生とご利用者様でテーブルを囲み昼食。そこでわたくしがご利用者様の一人に「じゃんがらはどうでした?」と話し掛けたところ「終わったの?これからやるの?」という返事...

医を業として・齋藤光三氏伝記①~日本初の診療所デイサービス

お年寄りが介護サービスを受けるのが珍しくない今から数え、40年以上前の話だ。舞台は斜陽の炭鉱町だったいわき市勿来地区。孤独なお年寄りがあふれ返ったこの町に、齋藤内科の院長・故齋藤光三氏(享年82)は「デイ・ホスピタル」を誕生させる。「『お遊び』が老人の医療には必要」。そう信じた齋藤氏の先駆的な挑戦だった。病院がお年寄りのサロンと化し社会問題となった当時、周囲からは揶揄(やゆ)された。だが次第に全国的に脚...

多職種連携し、ご利用者様ごと栄養管理・ケア事例発表会⑤~管理栄養士・大川原さん

医和生会グループの専門職が日ごろの看護や介護の成果を発表した21日の「ケア事例発表会」。社会福祉法人いわきの里の管理栄養士・大川原由子さんが「多職種連携・多職種協働における管理栄養士のかかわり」と題して事例を発表しました。管理栄養士は、医師や看護師、介護職、介護支援専門員(ケアマネジャー)らとご利用者様の状態をパソコン上で情報を共有。連携を図りながら栄養管理と食事形態の調整に努めています。↑ほかの専門...

地域包括ケア推進へ 失敗と成功・ケア事例発表会④~地域連携室・中野さん

医和生会グループの専門職が日ごろの看護や介護の成果を発表した21日の「ケア事例発表会」では、地域連携に関する取り組みも発表されました。医和生会の地域連携室・中野美奈さんは「医療・介護・福祉を『つなぐ』~地域共生社会の実現に向けて」と題して事例を披露。地域包括ケアシステムの推進に向けた取り組みの失敗と成功のほか、地域連携室の今後のビジョンについて、住民の「自助」「互助」促進への取り組みと、社会保障制度...

患者様が望む在宅ケア実現へ・カンファレンスで情報共有

患者様の情報を共有し在宅ケアを向上させようと、医和生会は毎月1回、山内クリニック会議室で「在宅カンファレンス」を開いています。山内クリニックの訪問医師とコスモス訪問看護ステーションの訪問看護師がケアの課題を見つけ、その改善策を考えます。患者様の熱い想いも共有。期待に応えたケアの実現に努めています。● 言語障害も どう意思疎通する?きょう25日は、山内俊明院長、岩井淳一医師、岩井里枝子医師、齋藤百合子医...

「家族を感じる介護」を実践・ケア事例発表会③~介護職の中西さん

医和生会グループの専門職が日ごろの看護や介護の成果を発表した21日の「ケア事例発表会」。医和生会小規模多機能型すばるのサブリーダー・中西俊哉さんは「家族を感じられる毎日を~想いに寄り添う介護の実践を通して」と題して事例発表しました。ご利用者様と第三者による介護を不安に感じているご家族を安心させるため、その家庭でなされた同じ方法での介護に挑戦。居室環境や食事介助法などの情報共有を通して信頼関係も生まれ...

3ヶ月の長期看護 連携と工夫で完治・ケア事例発表会②~訪問看護師の鈴木さん

医和生会グループの専門職が日ごろの看護や介護の成果を発表した21日の「ケア事例発表会」。医和生会コスモス訪問看護ステーションの訪問看護師・鈴木津加砂さんは「低温熱傷のケアを振り返って~完治まで3か月」と題して発表しました。重い低温やけどを負った認知症の患者様を3ヶ月にわたって看護。ほかの専門職との「連携」と処置の「工夫」が実り、見事完治させます。訪問看護師2年目の鈴木さんは、患者様の「安心した」という...

家庭医とは「あなたの専門医」・ケア事例発表会①~山内クリニック家庭医の岩井医師

医和生会グループの専門職が日ごろの看護や介護の成果を披露する「ケア事例発表会」が21日夜、いわき市総合保健福祉センターで開かれました。山内クリニックの家庭医・岩井里枝子医師が基調講演、訪問看護師、管理栄養士、介護士、地域連携室員の計4職員が事例発表。ご利用者様との触れ合いのエピソードを交え、医療や介護の現場で肌で感じた想いを語り、聴講にお集まりいただいた市内の専門職者らにケアの成果を共有しました。登...

患者を見る 新たな薬剤師への挑戦・先進的な薬局の社長を招き講演会

先進的な訪問薬剤師の在り方を学ぶ講演会が19日夕、いわき市勿来地区のくすりのマルト本社で開かれました。施設訪問を通した在宅医療に積極的に取り組む薬局「わかば」(本社・横浜市)の臼井順信社長が講師を務め、施設との連携や患者の変化に気付く重要性などをアドバイス。社員教育の一環で開かれた社内講演会で、「くすりのマルト」の薬剤師ら職員約50人が、新たな薬剤師の役割について考えました。● 10年以上前から在宅医療「...

最新号できました・広報医和生、熱中症を特集

医療や介護情報を医和生会の専門職スタッフが解説する季刊誌「広報医和生」第9号がこのほど完成し、現在いわき市内の公共施設などに配布されています。今号のテーマは熱中症。医和生会の訪問看護師が実際にあった事例を基に、原因や対策を紹介しています。↑広報医和生の最新号● 1700部印刷し配布中2015年1月に創刊した「広報医和生」。3カ月ごとに発行され、これまで「ロコモティブシンドローム」「予防接種」「介護保険」などを...

親交深める飲み会の意義を考える・「平多職種連携の会」の納涼会

いわき市平地区の医療、介護福祉関係者らが交流する「平在宅療養多職種連携の会」が17日夜、同市の医和生会山内クリニックの会議室で開かれました。今回は勉強会はなく納涼会で、参加者が杯を酌み交わして親交を深めました。飲み会の記事は公益性がないだろうと取材しなかったのですが、一晩考えた末、こういった懇親の意義を再考。飲み会がどう地域医療・福祉の発展に生かされているかをあらためて考えた後、医療、福祉関係者が集...

介護職志願者は家族の影響大?・課題の人材不足

全国的に人手不足が喫緊の課題とされている介護職。超高齢化社会を迎えるに当たり介護職を志す若者が少なくなれば、将来介護サービスの縮小や質の低下にもつながりかねません。福島県の介護分野の求人倍率は全国的に高く、人手不足は著しい。いわき市内のある高校では、介護職を希望する高校生は減っているとの声。その高校や当法人の高卒新入職者の意見をまとめると、介護職志望の生徒は家族の影響を受け、家庭での祖父母との触れ...

じゃんがら鑑賞 ご利用者様が涙・平商業高生、踊り披露

いわき市の平商業高の「郷土芸能保存会」がこのほど、医和生会の小規模多機能型居宅介護施設「すばる」を訪れ、いわき市無形民俗文化財の「じゃんがら念仏踊り」を披露しました。高校生の舞に、ご利用者様は感極まって目頭を熱くさせました。● 定期的に訪問ボランティア同高の「郷土芸能保存会」は、メンバー不足で休部の時期もありましたが、約40年続いているといいます。地元青年会の指導を受けて週1回けいこ。毎月数回、福祉施...

ケアマネジャーになるぞ!・10月試験に向け対策講座

介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験生を応援する「受験対策講座」が9日夜、いわき市の内郷コミュニティセンターで開かれました。去年の全国と福島県の試験合格率はそれぞれ13.1%、11.9%でしたが、同講座受講生の合格率は28.94%で健闘しました。介護プランを提案してお年寄りたちを幸せにするという夢をかなえるため、受験生は10月の試験に向けて勉強に励んでいます。● 今年の試験は10月8日ケアマネジャーとは、要介護者に介護...

母親支援 「自分らしさ、あきらめないで」・子育て支援団体「ウェンディ」

いわき市平地区の子育て支援団体「Wendy(ウェンディ)」は、悩みを共有する交流の場や多彩な講座、託児ルームなどを展開しています。メンバーは「育児に追われ自分らしさを犠牲にしてほしくない」という思いで、母親に自分の時間を楽しんでもらえるよう活動。7月21日には夏休みの宿題を進めるイベント「夏ともをやろう!!」を開き、母親をサポートしました。 ↑母親が自分の時間を楽しむ間、子どもたちの宿題を見守るイベント「夏と...

熱く練り踊り 「ドンワッセ」・医和生会グループがいわきおどり

医和生会グループの医和生会といわきの里の両職員、家族計約80人が8日夜、いわき市のJRいわき駅前大通りで開催された「いわきおどり」に参加し、約1800人の踊り手に交じって練り踊りました。● 「波」と人の「和」「盛」「勢」を表現いわき観光まちづくりビューローのホームページによりますと、「いわきおどり」は市制施行15周年の節目となった1981(昭和五十六)年に創作されました。いわき七浜に打ち寄せる雄大な波、来市する人の...

いわき伝統の舞 児童が披露・平窪伝統芸能クラブのじゃんがら訪問

いわき市無形民俗文化財のじゃんがら念仏踊りにも取り組む「平窪伝統芸能クラブ」は、毎年夏に精力的に活動し、市民にいわき伝統の舞を披露しています。7月29日には医和生会の介護サービス複合施設「いきいきはうす」を訪問してじゃんがらを公演。いわき市民の心を揺さぶる演舞に、ご利用者様も感慨深く見入っていました。● 17世紀中ごろから伝わる鎮魂の舞「じゃんがら」いわき市教育委員会が発行する「いわき市の文化財」による...

健康お年寄り市民38.7%は「相談相手いない」・いわき市赤井地区地域ケア会議で調査結果報告や在宅療養劇

いわき市の赤井地区地域ケア会議が4日、同市の赤井公民館で本年度初めて開催されました。住み慣れた地域で暮らし続けるため、住民が支え合う地域を考える同会議。地区住民は、市がお年寄りの健康や社会参加の状況を調査した結果報告や、赤井地区でのお年寄りを支え合う活動紹介、介護が必要でも自宅で生活できることを紹介する寸劇「家で暮らしたい」の公演がありました。↑病院ではなくても自宅で暮らし続けられることを紹介する...

発達障がい児も暮らしやすい地域に・家族会「スワンキッズくらぶ」

いわき市勿来地区の発達障害を考える家族の会「スワンキッズくらぶ」は、野外活動や交流イベント、英語や音楽のレッスンなどを展開しています。先月29日には「夏祭り」を開き、子どもたちはゲームを楽しみました。将来羽ばたけるように「みにくいアヒルの子」をモチーフにした「スワンキッズマーク」をつくり、地域に広めて発達障がい児が暮らしやすいまちにしようという目標も。子どもたちは、ゆっくり成長しながら交流を楽しんで...

スイカ割りも 夏を楽しむ・医和生会のご利用者様

ご利用者様が夏を楽しむイベントが、医和生会の施設で開催されています。先月28日には小規模多機能型居宅介護「すばる」でスイカ割り、29日に介護サービス複合施設「いきいきはうす」と今月1日に「やがわせデイサービス」でそれぞれ夏祭りが開かれました。↑「すばる」でのスイカ割り↑「やがわせデイサービス」での夏祭りイベント● スイカ割り 「よいしょ!」「すばる」でのスイカ割りには、ご利用者様11人が参加しました。飛び...

「ドドン!」お年寄りも興奮・和太鼓グループ「一打の会」がボランティア訪問

いわき市の和太鼓グループ「一打の会」は、地域のイベントや福祉施設で積極的に公演し、迫力ある演奏を披露しています。7月29日に開かれた医和生会介護サービス複合施設「いきいきはうす」での「夏祭り」イベントにも登場し、力強い太鼓の響きをご利用者様に届けました。● 3チーム編成で活動一打の会は約20年前、3人ほどでスタート。市内のイベントで公演を重ねるうちに「わたしもやりたい」というメンバーが増え、現在は「木蓮...