すぐそこにあるカフェ・9月の取材雑記と記事ランキング

▼今月のある平日昼間、いわき市平地区の大型スーパーマーケットを訪れた。入口前ではおばあさんが一人タバコを吸っている。中に入ると、左手に杖、右手に買い物かごを持つおじいさんが歩いている。フードコートに向かってみた。乳母車をテーブル脇につけコーヒーを飲む若い母親。その近くのテーブルでは、じっと向かい合って座っている老夫婦の姿も。2階に移動した。キャップをかぶったおじいさんは、カートに集められた安売りの雑...

認知症のご利用者様も“店員”に・「オレンジカフェ」サンライフゆもと

いわき市湯本地区の介護老人保健施設「サンライフゆもと」の「オレンジカフェ以和貴」が毎月第4木曜午後1時半から、同施設で開かれています。オレンジカフェは、認知症者や家族が悩み相談でき、住民も認知症予防や地域交流できる場。「サンライフ」の「カフェ」は、認知症のご利用者様も“店員”となりおもてなすほか、管理栄養士が栄養と食べやすさを考えたスイーツを提供するのが特徴です。● 栄養を考えたスイーツいわき市地域包...

白寿、おめでとう!・「まごころ」で誕生日会

医和生会まごころデイサービスのご利用者様の北郷キヨミさんが25日、白寿の誕生日を迎えました。その翌日「まごころ」で誕生日会が開かれ、子どもの世代に当たる70代も含めたご利用者様やスタッフに囲まれ、祝福を受けました。↑99歳の誕生日を迎えた北郷さん● 人生一番の思い出は「結婚」北郷さんが生まれた年は第1次世界大戦が終結した1918(大正7)年で、元内閣総理大臣の田中角栄氏と同級生です。誕生日会では、スタッフから化粧...

「山本雄士ゼミ」 いわきで白熱教室・「医師不足解消策」を議論

大学でも病院でも勉強できない医療を学ぶ東京都の「山本雄士ゼミ」の生徒が23、24の両日、いわき市を訪問して白熱教室を繰り広げました。サッカークラブチーム「いわきFC」や病院を巡るフィールドワーク、市医師会、行政職員らを交えたグループディスカッションに挑みました。訪問前には「いわき」について事前勉強を積んだゼミ生は、訪問中も宿舎で深夜まで議論を重ねるほどの本気モード。「いわきの医師不足の解決策」を全力で考...

ご利用者様、園児、職員が出し物・いわきの里まつりで住民交流

社会福祉法人「いわきの里」の「いわきの里まつり」がこのほど、いわき市好間地区のサンシャインよしまで開かれました。ご利用者様、地元の園児、職員が歌、和太鼓、踊りのパフォーマンスを披露し合って交流。子どもからお年寄りまでの地域住民らが会場を訪れ、にぎわいました。● 和太鼓、炭坑節、花笠踊り毎年秋に開催され今年5回目。16日に開催された今回は、同地区の「さくら保育園」の園児が和太鼓、ご利用者様が「炭坑節」の...

多職種連携!170人交流・「平在宅療養のつどい」

いわき市平地区の医療や福祉関係者らが交流を深める「平在宅療養多職種連携のつどい」が21日夜、同地区のいわき芸術文化交流館「アリオス」で開かれました。参加者約170人は、講演や地域包括ケアの取り組み発表を通し、「地域連携」や「多職種連携」について理解を深めました。懇親会では名刺交換する姿も多く見られ、「顔の見える関係」をつくっていました。↑いわき市医師会の長谷川会長(左から3人目)のあいさつで乾杯した懇親会↑...

延命治療、望みますか?・わたしノート、発行から1年半

自身の望む死を迎えるために終末期治療の意思を書き留めるいわき市のエンディングノート「わたしの想いをつなぐノート(略称:わたしノート)」が発行され、今月で1年半が経過しました。望まぬ過剰な延命治療により、本人が不本意な最期を迎える事態を防ごうと生まれたこのノート。救急時にどのような処置を望むかのチェック項目と自由に想いをつづるスペースがあり、合わせて難しい延命治療を分かりやすく解説した手引きも別に付い...

懐かしの古民家風景巡り・「すばる」のご利用者様

医和生会の小規模多機能型「すばる」のご利用者様が15日、いわき市の暮らしの伝承郷を訪れました。古民家の淡彩画や建物を見て回り、懐かしの風景を楽しみました。● 古民家見上げ「立派だねえ」歴史的な古民家などが並ぶ伝承郷には、すばる職員4人の付き添いでご利用者様4人が訪れました。企画展示室では、趣味で古民家の淡彩画を描いているという高橋孝太郎さん(北茨城市)の作品がずらり。ご利用者様は、東北各地の色鮮やかな茅...

医を業として・齋藤光三氏伝記③~看護師の思い出

40年以上前に診療所デイサービスを始めた福島県いわき市勿来地区の齋藤内科(現在は閉院)で、看護師として長年働いていた関根正子さん(73)。院長の故齋藤光三氏(享年82)の下で訪問看護も行い、10余人の職員と力を合わせてお年寄りを支えていた一人。当時のリハビリ施設の様子や、齋藤氏の教え、思い出などを聞いた。不定期連載の3回目。↑齋藤氏の下、全職員が一丸となってお年寄りを支えていた。職員の集合写真● よみがえる当時の...

重症心身障がい児向けデイサービス、開設へ・好間地区「どりーむず」

いわき市初の重症心身障がい児を対象にした放課後等デイサービスの開設準備が、好間地区で進んでいます。その施設名は「どりーむず」。同市のNPO法人「ままはーと」が年末の開所を目標に準備を進め、スタッフやボランティアも募集中。現在市内には重症心身障がい児専用のデイサービス施設がないといい、障がい児が安心して過ごせる場の実現が期待されます。↑本年末開所予定の重症心身障がい児対象の放課後等デイサービス「どりーむ...

最新の点滴針を体験・看護スキル向上へ職員研修

医和生会の看護職員がスキル向上を目指す研修会が14日夜、いわき市の山内クリニック会議室で開かれ、「点滴」「外傷」「褥瘡(じょくそう)※」に理解を深めました。引き抜いた際に自らの指に刺すのを防ぐ最新の点滴針の実習や、褥瘡の対処方法の実演などし、情報共有しました。※褥瘡とは、体重で圧迫された体の部分の血流が悪化し、ただれや傷ができること。いわゆる「床ずれ」。● 静脈留置針を体験医和生会のデイサービス、ショー...

毎月第二火曜、イトーヨーカドーに変更!・平地区「オレンジカフェ以和貴」

いわき市平地区の「オレンジカフェ以和貴」が「スカイストア」から「イトーヨーカドー」2階催事場に移転し、12日に初めて開かれました。開催日も毎月第二火曜に変更。カフェでは、医療や介護福祉の専門職が常駐し悩み相談や交流ができます。昨年度まで市のオレンジカフェ運営に携わっていた元嘱託職員が、認知症カフェ発展に役立てようと意識調査アンケートを呼び掛けていたほか、初の来場者らが談笑していました。※「オレンジカフ...

訪問看護のターミナルケア・医和生会訪問看護師が講話

医療・介護をテーマに定期的に研修会を開く「いわきコミュニティー・ケア・ネットワーク」が11日夜、いわき市のかしま病院で開かれました。あんざいクリニックの安齋光昭院長がお年寄りの自動車運転免許返納について、医和生会コスモス訪問看護ステーションの訪問看護師・鈴木聡子科長がターミナルケアについて、それぞれ講話しました。● 長年続く「いわきコミュニティー・ケア・ネットワーク」市内の医療、介護福祉関係者でつく...

「4点杖、一人に2本貸せる?」・ケアカフェでケアの悩み共有

いわき市の医療・介護福祉者の集いの場「ケア・カフェ」が11日、同市平地区のクロスカフェで開かれました。北海道旭川市発で全国に広がっているカフェ。参加者は福祉用具レンタルの対応の相談をしたり、何気ない悩みを共有したりしました。● ミニ講話後、40人が情報交換この日のケアカフェには、介護支援専門員(ケアマネジャー)やデイサービス職員、病院の相談員、介護ヘルパーら約40人が参加。市内の介護老人保健施設「楢葉とき...

効果的な情報伝達方法学ぶ・接遇委の研修

接遇技術の向上を目指す研修会が8日夜、いわき市の山内クリニック会議室で開かれ、医和生会の職員20人が、効果的な情報の伝え方とスタッフのマネジメント方法に理解を深めました。講師を務めた福島県保険医協会・協同組合事務局の福田進之介さんが「一歩先を行く、情報の伝え方」「上手なスタッフマネジメント法」と題して講話。相手の「認知・知覚」の度合いと知識レベルを確認し、それに合わせた情報の伝え方が大切だとアドバイ...

医を業として・齋藤光三氏伝記②~昭和の地域包括ケア

「老人を生活の場から切り離さない」。福島県いわき市勿来地区の齋藤内科(現在は閉院)では昼食やイベントも大切な“治療”の時間だ。院長の故齋藤光三氏(享年82)を筆頭に全職員が患者と触れ合った。そこに患者と専門職の壁はない。リハビリを指導する人材不足は、専門外ではあるが元教諭ら地域住民の協力で支える。齋藤氏は、地域の専門職や住民らとの連携にも積極的だった。40年以上前に誕生した診療所デイサービスと齋藤氏の想いを...

地域包括ケアの活動交え自己紹介・本年度初の平中地域ケア会議

いわき市平地区の地域住民や医療、福祉関係者が地域づくりを議論する「中地域ケア会議」が7日、いわき市の市社会福祉センターで本年度初めて開かれました。委員15人は、地域包括ケア推進のためにしている取り組みや今後取り組みたいことを交えて自己紹介。次回の会議までにアンケートで取り組みたい案を集約すると、今後の進め方を確認しました。● 中地域ケア会議とは?医療・介護・予防・住まい・生活支援の発展へ住民が支え合う...

歩行や立ち上がり動作、改善・HAL治療の成果報告

世界初のロボット治療機器「HAL®(ハル)医療用下肢タイプ」を福島県で初導入したいわき市の「いわき病院」が5日夜、同市総合保健福祉センターで成果を報告しました。今年4月の導入から7月まで患者4人が使用し、歩行や立ち上がりなどの動作で改善が見られました。● 電位信号を読み取り、身体動作を補助HALは、患者が体を動かそうとする時に発生する筋肉の微弱な電位信号を読み取り、身体動作を補助する治療機器。神経に刺激を与えて...

認知症カフェ、運営のカギは「連携」「演出」・研究員招き公開講座㊦

認知症カフェの意義や持続可能な運営を考えようと、いわき市でこのほど開かれた公開講座「認知症カフェを知ろう~継続と運営のアイデア」(主催:福島県小規模多機能型居宅介護事業連絡会)。講師の認知症介護研究・研修センターの主任研修研究員の矢吹知之さんが、イギリスとオランダで行った認知症カフェの実地調査を交え、両国の認知症カフェの違いや、自身のカフェ運営の例を紹介しました。多団体との共同運営や、カフェらしい学...

認知症カフェ、なぜ必要?・研究員招き公開講座㊤

認知症カフェの意義や持続可能な運営を考える公開講座がこのほど、いわき市の「いわき・ら・ら・ミュウ」で開かれました。ヨーロッパの認知症カフェを現地調査した研究員を講師に招き、参加者はそのカフェの必要性、哲学、運営方法について学びました。国が2020年まで全市町村に認知症カフェの設置を目指す一方、現場では継続した運営に課題も多いのではないか。運営団体や設置を考えている方の参考になるのではと、この講演の内容...

「ありがとう」「また来てね」・「下神谷子供じゃんがら」がボランティア訪問

いわき市平地区の「下神谷子供じゃんがら」の子どもたちがこのほど、同市のいわきの里特別養護老人ホーム「ひなた」を訪問し、いわき伝統の「じゃんがら念仏踊り」を披露しました。ご利用者様は、大人さながらの演舞に盛大な拍手を送りました。● 近所住民も見物に8月21日に訪問し、小学3年から高校3年までの16人が出演。「いわきの名物 じゃんがら踊り」と歌いながら、太鼓に合わせて踊ります。太鼓の子どもは時折腰をかがめる独...