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第2回 ケア事例発表会を開催しました

8月23日、いわき市文化センターにて、「第2回 ケア事例発表会」を開催しました。

第2回目となる今回は「病気と共に生きる~私たちにできること~」をテーマに、岩井医師による基調講演、5つのケア事例を発表しました。

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第1部 基調講演
「救急医による在宅医療」
岩井淳一 医師 

岩井医師は、救急専門医としての知識と経験を救急の現場(※磐城共立病院救命救急センターでも非常勤医として勤務しています)に活かすことはもちろん、在宅医療の場にも活かし、新たな取り組みにも挑戦しています。救急の現場での課題、在宅での課題などを話され、家族・介護施設職員・救急隊・在宅医・救急医の立場を理解した上で、「自分らしい終末期を迎えるための準備」についても講演しました。
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第2部 事例発表

「老々介護~褥瘡発生から地域包括ケアシステムが活用された例~」
コスモス訪問看護ステーション

寝たきりになった奥様を介護するご主人。介護保険未申請、知識不足、介護疲れが積み重なり、いつの間にか奥様には褥瘡ができていました。その後、地域包括・ケアマネ・訪問看護など様々な職種が介入し、連携したことで在宅療養を支えることができた事例です。
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「想いをつなぐ~リスクの先にあるものを見つめて~」
通所リハビリテーション

脳出血による麻痺が残り、リハビリを開始したA様。60代という若さから、「早く歩きたい」「仕事に復帰したい」というA様の想いを大切にしながら、リスクを管理し、その先に得られるものを見失わずに、専門性を活かすことの大切さを再認識した事例です。
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「BPSDにチームで取り組むショートステイ」
ショートステイ

収集癖や徘徊行動により他の利用者様から怖がられ、浮いた存在であったA様。職員はA様にも周りの利用者様にも「安心して笑顔で過ごしていただきたい」という“想い”を持ち、ショートステイというチーム、医和生会というチームで取り組んだ事例です。
⑤IMG_9836

「独自のサイクルで医療依存度の高い方でもあきらめない!あきらめさせない!デイサービス」
やがわせデイサービス(重度対応型デイ)

医療依存度が高い利用者様を受け入れているデイでは、看護職員のみならず、介護職員も医療的な知識を日々勉強しています。しかし、それ以上に利用者様の気持ちに寄り添った支援こそが、在宅生活を長く楽しく過ごしていくために大切であると気付かされた事例です。
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「“行きたくない!”から“行きたい”へ~若年性認知症の方への寄り添い方~」
きらくデイサービス(認知症対応型デイ)

60代で若年性認知症を発症し、認知症対応型デイの利用となったA様でしたが、同年代もおらず楽しみもないせいか、居留守などをつかって、デイの利用を拒否し続けていました。A様から「行きたい!」という言葉を聞けるようになるまでの取り組み事例です。
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第3部 ご利用相談会
参加された皆様と交流会です。発表内容に関するご意見やアドバイスなども頂きました。
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当日のアンケートでは、「あきらめず、“何か方法があるはず!”と前向きに検討する姿に心を動かされました」「スタッフが利用者を第一に考えてケアをしている姿が目に浮かぶようでした」といった嬉しい意見を頂くこともできました。

「こうなってほしい」という想いを持ち、それを実現するためにチーム全体で話し合い、ケアに活かすというのは、斬新な取り組みでも、新しい取り組みでもなく、基本的なことですが、業務に追われるうちに、“その場しのぎ”の対応になってしまうこともあります。
そんなときに「自分たちはどんな想いで患者様・利用者様に関わるべきか?」と振り返る場となりました。

今後も、いわき市内における医療・介護・福祉のケアを向上させることができるよう地域の皆様との関係づくりを大切にしながら、事例発表会を継続していきたいと思います。

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