17. ケアプランどうやって作る?・ケアマネジャーの実践講座

介護支援専門員(ケアマネジャー)の技術向上を目的とした福島県いわき市の「ケアマネジメント実践講座」。18年続く市内の福祉業界おなじみの講座で、医和生会職員も講師で参加しています。今季の最終講座が22日夜、いわき市内郷地区の市総合保健福祉センターで開かれ、参加者はグループワークを通してケアプラン作成に挑戦しました。主催する市の担当者は、来年も開講して幅広く参加者を呼び掛けていきたいと話しています。


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● 今季は毎回約20人受講
介護を必要とする人のケアプランを家族や医師らと相談して決めるケアマネジャー。地域介護を担うこの専門員を養成しようと、いわき市長寿介護課が主催しています。今季は3月までの3カ月間、計8回の講義を含めた講座を実施。講師は、市医師会、市歯科医師会、市薬剤師会、県理学療法士会いわき支部、NPO法人地域福祉ネットワークいわきなどの医療・福祉団体のメンバーで、テーマは「地域包括支援センターとの連携」や、「口腔ケア・食介護」、「市の障がい者サービス」、「生活保護制度」「認知症高齢者」など。毎回、市内の約20人が参加しました。

● 望む暮らしは? どうやって実現する?
この日、市介護支援専門員連絡協議会の樫村恵美副会長(愛心会)、中野美奈理事(医和生会)ら7人の指導で、参加者13人が5グループに分かれてケアプランを実践的に作成。足腰が弱った歩行困難の80歳女性の生活状況を分析し「望む暮らし」「その実現の方法」「必要な資源」について意見を出し合いました。「この女性は歩くことを強く望んでいる」「下肢筋力を鍛える必要があるのでは」。講師から「この女性は車いすを使っていますね」と指摘されると、参加者は「リハビリ以外にも、杖歩行の練習も必要だ」「デイケア(通所リハビリテーション)で訓練できる」と、さらにアイデアをふくらませていました。その後、実際の「居宅サービス計画書」に書き込み、発表。講師は「望む暮らしを実現するための長期と短期の目標設定に苦労していた」「趣味も考慮した目標を立て、積極的に意見が出た」などと講評していました。


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● 幅広く呼び掛け、来年も開講
講座は1999(平成11)年にスタート。受講者数は、記録が残っている2003(同15)年から2014(同26)年まで毎年48~95人。だが、実務試験合格者の定員数削減もあってか申し込み者は去年が25人、今回は35人と以前と比べて減少傾向にあります。対象は主にケアマネジャーの実務試験に合格した新人だが、十分な経験者も参加可能。今季は初めて合格者以外の介護保険事業の従事者も受け入れました。市長寿介護課の新妻一昭主事は「見落としがちな基本的なことも復習できるという声もあり、十分な経験者でも有益です」と話し、今後も試験合格者に限らず幅広く参加者を呼び掛けていくようです。来年も開講予定。

【主催のいわき市長寿介護課】
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/job/1441963509547/index.html

【いわき市介護支援専門員連絡協議会】
ホームページ:http://iwakicm.blog41.fc2.com/
フェイスブック:https://www.facebook.com/Iwaki.caremanager

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