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49. ロボット治療で身体機能改善・新潟病院の院長が講話

装着して身体機能が改善できるロボットスーツ「HAL®(ハル)」についての講演が9日夜、いわき市総合保健福祉センターで開かれました。ハルを導入して治験を進める独立行政法人国立病院機構「新潟病院」(新潟県柏崎市)の中島孝院長が、脊髄(せきずい)損傷で歩行困難の患者が使用して劇的に改善した事例など、そのロボット治療の成果を紹介しました。

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● 神経・筋疾患の進行抑制、世界初のロボット治療
ハルは、医療福祉機器などを研究する会社「CYBERDYNE(サイバーダイン)」(茨城県つくば市)が開発。下半身に装着する「HAL®医療用下肢タイプ」は、筋肉を動かそうとする微弱な電位を検出し、安定した関節動作をサポートします。緩やかに進行する神経・筋疾患患者に対するロボット治療は世界初といい、2015(平成27)年に厚生労働省から医療機器として製造販売が承認され、翌年にその保険診療が可能になりました。福島県では、いわき市の「いわき病院」が先月4月に初めて導入しました。

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↑講演した新潟病院の中島孝院長

● 劇的に歩行改善
中島院長は「神経・筋疾患から様々な疾患に対するロボットスーツHAL®の歩行運動療法について」と題して講演。子どもはおもちゃといった道具を使用し遊び楽しむことで脳が発達すると説明した後、「大人も道具を使って新しい神経系をつくれるか」「歳を取っても脳神経系を回復できるか」という自身の研究テーマを述べました。事例では、脊髄損傷で歩行困難になった20代患者を紹介。3年間リハビリして人に支えられて歩ける状態だったのが、ハルを2週間に9回(1回最低20分)使用したところ、歩幅や歩く速度などが改善され杖のみで歩けるようになった映像を披露しました。実際体は動かせなくても、ハルは筋肉を動かそうとする電位をキャッチして作動し、装着者の動きをアシストします。そのため、使用する患者は「動かせる」という喜びとさらなる期待を感じ、脳が刺激されて運動機能が再生されると中島院長は解説しました。このほか、短期間に高い頻度で使用すると効果が高いという成果や、パーキンソン病患者や神経・筋疾患の小児患者でも改善が出た事例なども紹介されました。この講話は、いわき病院が主催する地域連携研修会の一環。

【ハルの開発会社】
サイバーダイン: https://www.cyberdyne.jp/

【ハルを福島県で初めて導入した「いわき病院」】
http://iwaki-hosp.jp/hal.php

【講話した新潟病院の中島孝院長】
http://www.niigata-nh.go.jp/html/byouin/07incyou.html

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