76. 「在宅ケア」講演 17日に目白押し・いわき市

在宅医療や地域包括ケアに関する講座が17日、いわき市内の3カ所で開かれます。いずれも専門家から話を聴け、住み慣れた地域で生活し続けるための「在宅ケア」に理解を深めるチャンスです。市民公開講座「望む医療をかなえるための心構え」が午後2時半から内郷地区の市総合保健福祉センターで、講演会「認知症を理解しよう」が午後1時半から小名浜地区の「いわき・ら・ら・ミュウ」で開催され、「地域連携」を研究するいわき明星大看護学部の小林紀明教授も午後1時から平地区の同大学で講演します。

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【内郷地区】
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● 医療、訪問看護、ケアマネジャー、福祉行政の専門家が事例発表
内郷地区での講座「望む医療をかなえるための心構え~地域包括ケアと在宅医療」は、いわき市医師会が主催。同会の在宅医療担当理事の山内俊明医師(医和生会山内クリニック院長)が座長を務めてパネルディスカッションを行います。パネラーは、市医師会副会長の木村守和医師、市病院協議会副理事長の中山大医師、市訪問看護ステーション連絡協議会の岡原麻紀子前会長、市介護支援専門員連絡協議会の上遠野理恵副会長、NPO法人「地域福祉ネットワークいわき」の園部義博事務局長の5人。いずれも、いわきの地域医療、訪問看護、介護支援専門員(ケアマネジャー)、福祉行政に精通したメンバーで、それぞれの専門分野の視点から、住み慣れた地域でお年寄りを支える具体的な実例などを交えて講話します。

● 住民は地域のために何ができるか?
「地域包括ケア」や「在宅ケア」の市民の理解度について、座長の山内医師は「まだまだ低い気がする」と話します。住民が住み慣れた地域で生活するために互いに支え合う「地域包括ケアシステム」を推進するため「住民の力は欠かせない」とも。「支え合う地域をつくるため具体的に何をすればいいのか、分からない市民は多いと思う。それを考えるには、まず地域包括ケアの仕組みを知らなければならない」と話し、この講座はそれを考えるきっかけにしてほしいと考えます。「参加者が自分の住んでいる地域に話を持ち帰って、みんなに広めてほしい」と呼び掛けています。


【小名浜地区】
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● 寝たきり予防の講演と自作の認知症ケアドラマ公開
小名浜地区での講演会「認知症を理解しよう~認知症になっても寝たきりにならないために」は、小名浜地区中地域ケア会議と市医師会小名浜ブロックが主催。講師を務めるすみのやリウマチ整形外科院長の医学博士・齊藤宏一医師が「骨折を予防する~認知症になっても寝たきりにならないために」と題して講演します。骨折は寝たきり生活の原因につながりやすいとされる解説や、転倒・骨折の予防法なども話す予定です。講演後、家族が認知症を患った時の相談手順を分かりやすく紹介するオリジナルドラマを公開。だれにどう相談すればいいかの市民の悩みに応えるこのドラマは、オリジナルの脚本で、実際の医師、薬剤師、看護師、介護士、介護支援専門員(ケアマネジャー)らが出演して撮影された力作です。

● 専門家に直接悩み相談も
薬や認知症、介護方法、福祉などの悩みを持つ参加者のために、医師、看護師、薬剤師、介護ヘルパー、ケアマネジャーら専門家と相談できるブースも設置されます。多彩なパンフレットも用意され、医療や介護福祉について直接相談できます。小名浜地区保健福祉センターの松川司主幹は「認知症者への虐待(ぎゃくたい)問題もあるが、そういった悲惨な事件を無くすためにも多くの市民に認知症の理解を深めてほしい」と、小名浜地域包括支援センターの社会福祉士・飯本耕平さんは「認知症を患っても住み慣れた地域で生活できることを知ってほしい」と、それぞれ話していました。


【平地区】
小林教授が講話する平地区のいわき明星大での地域公開講座のタイトルは「住み慣れた地域での在宅ケア~2025年問題と2050年問題って何?」。同大の看護学部開設を記念して開催されます。同学部の小林教授が、地域包括ケアシステムを解説し、それが必要とされる背景について語ります。医療、看護、介護などが連携して患者をケアする具体的な地域包括ケアの事例が紹介される予定で、当ブログで紹介した予定の小林教授のインタビュー記事(http://ymciwakikai.jp/blog-entry-207.html
)の内容をより深く理解することができます。


【6月17日(土)の講座】

①「望む医療をかなえるための心構え~地域包括ケアと在宅医療」
望む医療をかなえる チラシ (449x637)
時間:午後2時半から5時
場所:いわき市総合保健福祉センター(いわき市内郷高坂町四方木田191)
入場料:無料
問い合わせ:いわき市医師会0246-38-4201


②「認知症を理解しよう~住み慣れたまちで元気に生活していくために」
認知症を理解しよう チラシ (445x632)
時間:午後1時半から3時半
場所:いわき・ら・ら・ミュウ(いわき市小名浜字辰巳町 43-1)
入場料:無料
先着:200人
問い合わせ:小名浜地区保健福祉センター福祉介護係0246-54-2111(内線5167)
小名浜地域包括支援センター0246-53-4760


③「住み慣れた地域での在宅ケア~2025年問題と2050年問題って何? 地域包括ケアシステムって何?」
いわき明星大 市民講座チラシ (452x640)
時間:午後1時から3時
場所:いわき明星大学2号館AV大講義室(いわき市中央台飯野5-5-1)
受講料:無料
申し込み要で、方法はハガキ、FAX、メールで受け付け。
(ハガキ) 〒970-8551 福島県いわき市中央台飯野5-5-1 いわき明星大学地域公開講座係
(FAX) 0246-29-5105
(メール) chiiki@iwakimu.ac.jp
問い合わせ:同大地域連携センター0246-29-7839


【「在宅ケア」「地域包括ケア」関連記事】
「『地域連携』 小林教授に聞く!㊤」(小林教授の紹介) 2017年6月13日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-206.html

「『地域連携』 小林教授に聞く!㊥」(「地域包括ケアシステム」とは何か?について一問一答) 2017年6月14日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-207.html


<平在宅療養多職種連携の会>
「3月・記事中に「連携の会」の説明も」 2017年3月17日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-141.html

「4月・ケアマネ事例発表」 2017年4月21日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-167.html

「5月・福島県初の外出ケアの事例も」 2017年5月19日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-188.html

「亡くなった患者のケアや生き方を振り返る『デスカンファレンス』」 2017年5月16日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-185.html

<平地区の介護支援専門員交流会>
「多職種と連携しようという目的で、医師を招いた講話(ケアマネが横のつながりをつくろうとする社会的な動きが感じられます)」 2017年5月11日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-181.html

<地域講話>
「山内クリニック院長が地区住民に講話」 2017年4月19日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-165.html

<地域連携>
「いわき市地域包括ケア推進課の『つどいの場』創出事業(住民が集まって交流できるサロンをつくろうという取り組み)」 2017年4月18日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-164.html

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