思い思いに詩歌 楽しむ・齋藤さん

医和生会「やがわせデイサービス」に通っていらっしゃる齋藤スイ子さん(84)は、詩歌をつくるのが趣味です。父が病床に伏した時に元気づけようと詩をつづり始め、ひらめいた時に書いています。

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↑詩歌づくりを楽しんでいる齋藤さん

● 始まりは父へささげた詩
齋藤さんの詩歌歴は約30年。初めて作った詩は、父に一日でも長く生きてほしいと願う愛の詩でした。95歳で亡くなった父が病床に伏した時、齋藤さんはお見舞いに週1回通っていました。来週も生きて待っていてほしいと願いを込めて作詩し、父が見える部屋の壁にその歌の大きな書を張りました。父をお見舞いに来る親せきや近所住民は「詩を書いて親孝行するなんてすばらしい」と絶賛。それ以降、齋藤さんは、何か思い出した時や自然を見たときなどに自由に詩をメモしています。

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● 「生命(せい)あるうちの 愛の言葉ぞ 嬉しけれ」
齋藤さんはスラスラと、何も見ずに自身の詩を読み上げます。病床の父にささげた詩は、「我れ老いし 逝きて香花(こうはな) 焚(た)かれるよりも 生命(せい)あるうちの 愛の言葉ぞ 嬉しけれ」。いわき市内を観光した際は「広いいわきに 旅をして 日本のハワイ ハワイアンズ 湯本温泉 立ち寄りて 見るは石炭 化石館 あぁいわきで よいところ 一度来てみて いわきの町に いわきみちのく 旅しぐれ」と作詩。「やがわせデイサービス」に来て歌った詩は「今日も楽しい 山内クリニック やさしい初心者 先生方迎えられ 一二も忘れた 私たちを 優しい心で 迎えてくれる 本当に今日も よろしくお願いします」。このほかにも、いわき市長の名前をもじって明るい市政を願った詩や、子育て論に関する詩も残しています。

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● 独学で詩をたしなむ
齋藤さんが持ち歩く袋には、筆ペンとメモ帳が入っています。毎日作っている訳ではなく、言葉が思い浮かんだ時にメモ。テレビの俳句番組は見ますが、独学で詩を作っています。創作のコツは「難しく考えず、思い出したことを書けばいい」。齋藤さんは「ただボーっとするよりも、詩を書いたり本を読んだ方がいい」と語り、脳のトレーニングにもなっているようです。

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● ガンに打ち勝ち、いつも前向き
齋藤さんは、24歳で結婚してから夫の大衆食堂を支えてきました。調理師の免許のみならず、自動車が普及し始めたころ「いわきで誰よりも早く取得したのでは」という運転免許も取って車で出前にも行きました。食堂を精力的に切り盛りする一方、これまで乳ガンや腎臓の病を患って乳房や腎臓を摘出しました。齋藤さんは「辛いと考えたら前に進めない。みんな病気になるし、強い気持ちを養わないといけない」と、いつも前向きに考えていらっしゃり「息子は『おふくろくらい根性ある人はいない』って言う」と、気持ちの強さは自他ともに認められているようです。齋藤さんは「これからも思いついたら書いていきたい」と意欲を語っていました。

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