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246. 未来の保育士 ボランティアで保育学ぶ・いわき短期大学のサークル「わたぼうし」

いわき市のいわき短期大学のサークル「わたぼうし」は、保育系のボランティアに取り組んでいます。四半世紀以上続く、同大学の文化系では最も歴史のあるサークルです。幼児教育科の単科大学ならではの活動内容で、子どもと触れ合える実践的な経験を積めるほか、保育・教育実習に関する情報交換も代々続いています。卒業生の多くは保育士や幼稚園教諭になり、いわきの幼児教育の未来を担う学生たちがボランティアに励んでいます。

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↑「わたぼうし」の部長・佐野さん(右)と本郷さん

● 絵本の読み聞かせや手遊び
「わたぼうし」の現在のメンバーは1、2年生合わせて12人。多くが保育士や幼稚園教諭をめざしています。活動では絵本の読み聞かせや手遊び、パラバルーン遊びなどで子どもを保育し、親が自由時間をつくれるよう支援します。活動場所はいわき短期大学の子育て支援事業「つどいのひろば」(いわき駅前の「ラトブ」6階)や、市の子育てサポートセンター主催の「親子体操、ダンス、手遊び、絵本の読み聞かせ」(市総合保健福祉センター)が主。地域から依頼を受ければ、講演会聴講者のための託児のサポートも行います。保育士と幼稚園教諭の資格取得のため必須科目や実習の数が昔より増えたため生徒は多忙で、サークル顧問の専任講師・鈴木隆次郎さんも「2年間という限られた期間の中で、実習や定期試験などもあるし大変」といいます。それでも夏休みを中心に年間約15回活動しています。

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↑講座の聴講者の子どもを保育ボランティアした「わたぼうし」=2017年11月23日、いわき市の東日本国際大学

● 子どもの言動 年齢で違い感じる
「わたぼうし」は学びの場にもなっています。2年生の部長・佐野日向子さんは「子どもの年齢によって話し方や関わり方が違うというのを実践的に体験できる」と語ります。2年生の本郷彩花さんは「保育士と一緒に活動することもあって見ていて勉強になる」とも。去年の文化祭では児童虐待(ぎゃくたい)について研究発表し、来場者に虐待防止を訴えました。さらに、1年生のころ教育実習前に先輩からアドバイスを受けたという2人は、今では自分たちの実習経験を後輩に伝え、サークルは情報交換の場にもなっています。

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↑文化祭での児童虐待の研究発表(「わたぼうし」より写真提供)

● 「子ども目線の優しい保育士になりたい」
今春から保育士になる佐野さんと本郷さん。実際の現場で働く日が近づき「心配しかない」と不安の色をのぞかせつつも、子どものころ弟をあやすのが好きだった佐野さんは「実習の時に子ども目線で優しく接していた保育士と出会った。わたしもそうなりたい」と笑顔。昔幼稚園に通っていた時の先生に今も憧れているという本郷さんは「その先生のように、いつも笑顔が素敵な保育士になりたい」とほほ笑みます。「わたぼうし」メンバーは今年も社会に巣立っていきます。

【関連情報】
「いわき短期大学のボランティア活動紹介ページ」:http://www.shk-ac.jp/ijc/info_community_volunteer.html

【関連記事】
「わたぼうしが保育ボランティアしたイベント」 2017年12月1日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-350.html

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