266. お年寄りや障がい者に音楽療法の定期ボランティア・いわき音楽療法研究会「ミュージックフォレスト」

音楽療法のボランティア活動する「ミュージックフォレスト」は、いわき市内の高齢者や障がい者などの施設を定期訪問しています。ボランティア功労で市政功労者表彰を去年受け、来年は創立20年目を迎える歴史と実績ある団体。音楽の持つ力でこれまで0~100歳までの市民の心身を元気にしてきました。メンバーはこのほど、いわき市小名浜地区の知的障がい者施設「いわき希望の園(こすも)」を定期訪問。自発性を引き出そうと障がい者の方々と一緒に歌や楽器での音楽活動で触れ合いました。

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↑ピアノの音色に合わせ、フワフワのオーガンジー布で軟らかな風を体感してもらい“始まりの合図”を送るメンバー

● 2000年春に誕生
心身障がいの回復や生活の質の向上を音楽の力で引き出すという音楽療法。それに取り組む「ミュージックフォレスト」は2000(平成十二)年3月に誕生しました。市内の音楽教室主宰で開かれた音楽療法講座を受講した有志3人が「今自分たちができることから実践していこう」と立ち上げました。現在のメンバーは、20~70代の主に音楽講師13人。子育て支援センターや介護、障がい、学童施設などを定期的に訪問するほか、依頼を受ければコンサートの出演にも応えます。毎月約10数カ所訪問し、単発の依頼も含めると去年は年間のべ170カ所でパフォーマンス。赤ちゃんや母親にはリラクゼーションを、知的障がい者には自発性や充実感を引き出すといったように、対象者に合わせてプログラムを組み立てています。

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↑参加者一人一人にあいさつする田子さん

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● 多彩な音色を体感
メンバー5人は2月28日、「希望の園」を訪問。進行を務める代表の田子幸恵さんはタンバリンを手に、参加者14人一人一人に名前を呼び掛けてあいさつ。参加者はキラキラの小さな布を手にしての身体動作や、季節を感じるように節分やひな祭りにちなんだ歌を歌います。楽器ではオリジナルのマラカス、優しくハンドベルのように響く「トーンチャイム」、音楽療法専用の太鼓「パドルドラム」、柔らかい風のような金属音を響かせる「ツリーチャイム」を鳴らして多彩な音を体感。田子さんが場の雰囲気を読んで曲の展開をリードし、ほかのメンバーは“阿吽(あうん)”の呼吸で流れをつかみ、参加者のサポートをします。室内は「シャカシャカ」「ポーンポーン」「ドンドン」「キラキラキラキラ」といった様々な音に包まれました。切れ目の入った木製太鼓「スリットドラム」の体験では、バチを手に率先してみんなの前で叩く参加者も。映画「となりのトトロ」のBGM「風の通り道」のピアノ演奏に合わせ、神秘的な音を出す打楽器を笑顔で思い思いに鳴らしていました。

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● 音楽の力で意思を示せるように
「いわき希望の園(こすも)」のサービス管理責任者の鈴木耕一郎支援課長は「(参加者は)自分から楽器を鳴らそうとして、意思表示を出せるようになった。訪問当初は並んで待つこともできなかったが、今ではみんな楽しみにしています」と音楽の力を実感。田子さんは「ひとときでも達成感や幸せを多くの方々に感じてもらえるよう、活動を長く続けていきたい」と語っていました。

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↑本番前に、春を意識した曲や順番、合間のBGMなどを打ち合わせ

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↑動画

【ミュージックフォレスト】
ブログ:https://ameblo.jp/iwakimusicforest/

【ボランティア関連記事】
http://ymciwakikai.jp/blog-category-22.html

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