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505. 障がい者雇用 実践企業が体験談語る・セミナー「雇用のバリアフリー」

障がい者雇用を考える企業向けセミナー「雇用のバリアフリー」がこのほど、いわき市総合保健福祉センターで開かれました。相談機関の関係者は、障がい者と雇用主を支援する体制や、障がい者を雇用したことで優しい職場に改善する波及効果も紹介。障がい者を雇用する実践企業の代表者は「雇う上で特別なトレーニングは必要ない」とし「店舗拡大できたのは100%障がい者のお陰」「こつこつやるし、いなくてはならない存在」と体験談を交えて強調しました。当法人医和生会の人事課職員も聴講し、障がい者雇用を真剣に検討しています。

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● 障がい者雇用の実践企業関係者も登壇
障がい者雇用の促進を目的にいわき市が1月21日に主催。市内の53事業所から68人が来場しました。第1部は「障がい者雇用の実際」をテーマに、ハローワーク平の統括職業指導官・清水寛さんが「いわき市の状況と背景等」、福島障害者職業センターの上席障害者職業カウンセラーの栗本忠さんが「発達障害者の障害特性と雇用上の留意事項について」と題し、それぞれ講話。第2部は実践企業と相談機関の関係者によるトークセッション。「(株)ありがとうカンパニー」代表取締役の正木聡さん、「農業生産法人いわき小名浜菜園(株)」代表取締役の岸歩さん、「いわき障害者就業・生活支援センター」支援ワーカーの鈴木昌枝さん、「就労移行支援事業所つばさ」ジョブコーチの草野淳さん、ハローワーク平の清水さんが登壇しました。

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● 相談機関が支援 実践企業「苦労したことない」
トークセッションで、正木さんは焼き鳥屋を営んで障がい者を4人雇用していると紹介。友人から障がい者雇用を勧められ「障害者就業・生活支援センター」に相談したのを機に、障がい者に「串打ち」の仕事をさせ始めたといいます。半年ほどで素早く鶏肉を串に刺せるようになり「苦労したことはない」と正木さん。岸さんは東京ドーム2個分の菜園で清掃員として障がい者を5人雇用。ロボットに掃除をさせたらほこりが飛散し作物の病気が増えた経験から、丁寧に清掃してもらえる人の雇用を考えたといいます。鈴木さんは「障害者就業・生活支援センター」の役割や就職支援の流れを説明(※1)。雇用企業への支援も行い「任せられる仕事がない」「長く続けてもらえない」「接し方が分からない」などの相談も受け付けると呼び掛けました。草野さんは、障がい者と事業主の両方に助言するジョブコーチの支援を紹介(※2)。実際にあった支援例で、雇用主から「(障がい者が)荷物の取り忘れが多く困っている」という相談を受け「口頭で指示をしても忘れるので、注意喚起を書いた紙を張り出してみては」と助言したケースを披露。その後、ほかの従業員も注意するようになり職場全体が改善されたと波及効果を語りました。

※1. 「いわき障害者就業・生活支援センター」ホームページ:http://life-support.i-fukuin.com/

※2. 「ジョブコーチとは」(いわき福音協会ホームページ):http://centerfukuin.i-fukuin.com/job-coach.html

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● 個々の個性に合わせて指導
障がい者を雇用した後のトレーニングについて正木さんは、モモ肉を刺させて難しいなら、その人が刺しやすい具材を見つけて繰り返し挑戦させると段々とできるようになると話しました。「定期的に支援機関の担当者が来てくれ安心」とも。岸さんは「特別なことはない」とし、健常者でも物忘れの激しい人やおしゃべりの人がいて、日本語が通じない海外実習生もいるように、個々の個性に合わせて指導していると紹介しました。正木さんは人材不足の雇用情勢を踏まえて「(市内で)障がい者400人が求職していて早い者勝ち」「店舗拡大できたのは100%障がい者のお陰」「ずる休みしないし根性がある」と強調。岸さんは「広い菜園でコツコツ掃除してくれる障がい者はいなくてはならない存在。(商談相手から)『温室がきれいですね』と評価されて契約に結び付いたこともあった」と力強く語っていました。

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↑支援機関の職員に質問する当法人人事課の畠山(左から2人目)

● 当法人も真剣に検討
セミナー後の情報交換では、当法人人事課の畠山勲は「いわき障害者就業・生活支援センター」支援ワーカーの鈴木さんに質問。畠山は「障がい者雇用は取り組みたいテーマ。多様な人たちがごちゃまぜに働いている医和生会グループを想像するとちょっと楽しい。検討していきたい」と前向きに考えています。

【関連情報】
「ありがとうカンパニー」ホームページ:https://arigatoucompany.co.jp/

「いわき小名浜菜園」(ぐるっといわきホームページ):https://www.gurutto-iwaki.com/detail/index_746.html

セミナーを企画・運営した「NPO法人ソーシャルデザインワークス」:https://sdws.jp/

共催した「ハローワーク平」:https://jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roudoukyoku/hw/kankatsu_shozaichi/map_iwaki_taira.html

【関連記事】
「障がい者がサンシャインマラソンの封入作業」 2019年1月24日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-662.html

「障がい者施設で提供する製品カタログ『はんどめいど いわき』」 2018年5月10日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-466.html

<当法人の取り組み>
「発達障がい児が診察しやすい環境づくりに協力」 2018年6月5日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-487.html

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